金属アレルギーでお困りの方は多くいらっしゃると思います。
しかし金属アレルギーが症状や原因によって2種類に分けられることをご存知でしたか。
そこで今回は金属アレルギーのその種類について詳しくご紹介していきます。
金属アレルギーの種類分け
金属アレルギーには「局所性金属アレルギー」と「全身性金属アレルギー」があります。
両方とも金属が溶けてイオン化することで起こることは共通なのですが、それ以外の症状が違うのです。
局所性金属アレルギーって?
局所性金属アレルギーとは直接金属が触れた部位に起こる金属アレルギーのことで、ピアスやネックレスなどの金属類を身に着けたときに起こるものです。
こちらの「局所性金属アレルギー」は皆さんにもなじみ深くパッと思いつくものではないでしょうか。
アクセサリーの他にもビューラーや毛抜き等で金属アレルギーを引き起すこともあります。
そのため目の周りがかゆくなった時「化粧品が肌に合っていないのかなぁ」と思って、他の化粧品に変えてみたり使用を控えますよね。
それでもかゆみが収まらないといった場合は、これらの化粧器具が原因で金属アレルギーを起こしていることも考えられます。
アクセサリーの中でもピアスが金属アレルギーを起こしやすいのはどうして?
実はアクセサリーの中でもピアスが一番金属アレルギーを起こしやすいというのを知っていますか。
なぜならピアスを着けるときは皮膚を貫通させて身に着けますよね。
そのため他のネックレスや指輪などのアクセサリーよりも、直接皮下組織に金属が触れるため、金属アレルギーを起こしやすいのです。
全身性金属アレルギーって?
全身性金属アレルギーとは、歯科治療で使用された金属が原因で手や足等全身に起こるアレルギー反応です。
歯科医療で使われる金属と言えば、詰め物や被せ物がありますが、これらが原因で全身に金属アレルギーの反応が起こるのは不思議ですよね。
なぜ全身にアレルギー反応が出るかと言いますと、口腔内にある金属が唾液 や 口腔内の酸性状態が続いたり、噛み合わせやガルバニー電流が生じることで金属がイオン化し、体内に侵入していきます。
イオン化して体内に入り込んだ金属のほとんどは便として体外に排出されます。
しかし、3〜10%程度は腸管から吸収され、その一部は汗と一緒に体外に排出されます。
手や足は汗腺が多い場所なので、全身性金属アレルギーが発症しやすくなるのです。
全身に金属アレルギーの症状が出てしまうのはこういったメカニズムがあるからなんですね。
金属アレルギーについてご紹介しましたがご理解いただけたでしょうか。
局所性でも全身性でも、金属アレルギーになってしまうと厄介です。
気をつけるようにしましょう。