自分の好きなピアスをつけておしゃれを楽しむには、ピアスホールを完成させなければなりません。
ですので、ファーストピアスを開けてから気になるのは、ピアスホールの完成時期です。
完成しないままファーストピアスを外してしまうと、化膿や腫れ、出血といったトラブルにつながりかねません。
ただ、ピアスホールの完成と安定に必要な期間には個人差があるため、自身のピアスホールが完成しているかどうかを見極める必要があるのです。
今回は、ピアスホールの完成を見極める際のポイントについてお話ししようと思います。
ピアスホールが完成するまでの流れ
まず、ピアスを開けた直後というのは、皮膚の内部の肉がピアスに直接触れている状態になっています。
しばらくすると、ピアスと肉の間に薄い皮膚が作られます。このタイミングでファーストピアスを外すと先述したようなトラブルになりかねませんし、穴がふさがってしまうこともあります。
そのままファーストピアスを保っていれば、薄い皮膚は丈夫な皮膚へと変わります。
この2段階を通してピアスホールは完成します。
必要な期間には個人差が
先述したように、ピアスホールが完成するまでに必要な期間には個人差があります。
傷口を治す治癒能力や、ファーストピアスをつけている間のケア方法によっても変化してきます。
ただ、免疫力や自然治癒力の高い10代の方が20代以降よりも早く完成すると言われています。
一般的には1ヶ月~3ヶ月と言われていますが、3ヶ月を超えることもあるので、やはり完成を見極める必要があります。
完成を見極める際のポイント
完成までの時期に個人差があるピアスホールは、時期で見極めるのではなくいくつかのチェックポイントで見極める必要があります。
まず、「体液や血は出なくなったか」「化膿していないか」「ピアスをつけていても痛みを感じないか」というポイントをクリアしているかどうかを確認しましょう。
この3つをクリアしたら、次のポイントを確認しましょう。
次のポイントは「ピアスを軽くずらしてみたりピアス部分をトントンと叩いてみたりしても痛みはないか」です。
またピアス部分を見たとき、「周囲の皮膚がピアスに向かって凹み、隙間がある」というのもチェックポイントです。
いかがでしたか?
お伝えしたポイントをクリアできたら、ファーストピアスを外すことができます。
ただ、ファーストピアスを外せたといってもやはりホール部分の皮膚は弱い状態にあるので、良いセカンドピアスを選ぶようにしましょう。