ネックレスやピアスなど、金属を身につけたときに発症するおそれがあるのが金属アレルギーです。
金属製のアクセサリーを初めて体に身につける方は、注意が必要です。
どんな体質の人でも発症する可能性があると言われています。
今回は、金属アレルギーが発症するメカニズムと、その症状についてご説明したいと思います。
◯金属アレルギーの原因
金属が汗などの分泌液に触れると、金属成分が溶け出し、金属イオンとなります。
この金属イオンが皮膚から浸透し、体内のタンパク質と結合すると、アレルゲン物質に変化し、体内に蓄積されるのです。
この許容量が人によって決まっているので、アレルギーを発症する人としない人がいるのです。
アレルゲン物質は、蓄積量が一定ラインを超えたときに、発症します。
すなわち、今金属アレルギーでない人でも長期間金属イオンを取り込み続けていたら、いつか金属アレルギーになってしまう可能性があるのです。
◯金属アレルギーの症状
金属アレルギーの症状には、「局所性(接触性)」と「全身性」とがありあます。
ネックレスやピアスなどのアクセサリーを長時間使用することによって、金属が触れていた部分の肌に症状が出るものが「局所性(接触性)」で、直接触れていなかった部分や全身に症状が出るものが「全身性」です。
金属イオンが体内に取り込まれてすぐに発症する場合もありますが、多くの場合は数年の年月をかけて皮膚に症状を表すと言われています。
炎症の症状としては、かゆみやかぶれ、皮膚が熱をもって腫れ上がるなどです。
それ以外の皮膚症状は、手のひらや足の裏に小さな膿だまりが多発する症状や、皮膚にコイン状の湿疹ができる症状、アトピー性皮膚炎などがあります。
◯金属アレルギーの対策
金属製のアクセサリーを身につける前に、パッチテストを受けることをおすすめします。
ニッケルや金など、17種類の金属を溶かした紙がセットになったものを、腕の内側や背中などに張り、2日後にはがして反応を見る、という方法が一般的です。
陽性の金属の試薬が接触していた部分は、赤みやかゆみが出ます。
これにより、自分がどの金属にアレルギーがあるか知ることができます。
この結果をもとに、アクセサリーを購入する際は、アレルギーのない素材のものを選びます。
-まとめ-
いかがでしたか?
金属アレルギーの原因と症状をご説明しました。
金属アレルギーの発症には個人差がありますし、素材によってアレルギーが出やすいものと出にくいものとがあります。
アクセサリーを身につける前にまず、パッチテストを行ってみてください。