ピアストラブルでケロイドができるってホント? 後編

前回はケロイドが一体どういうものなのかについてご紹介しました。

しかしながら「ピアスが原因でケロイドになるのってなんだかイメージが付きづらい」という人もいらっしゃると思います。

そこで今回はどうしてピアスが原因でケロイドになってしまうのかについてご紹介していきたいと思います。

どうしてピアスでもケロイドができるの?

そもそもケロイドは外傷が原因で起こるものです。

ピアスホールを開けるときも耳に針を刺して穴を開けますよね。

私たちは「ピアスを着けるための穴」という認識かもしれませんが、体からすれば「傷」にしかすぎません。

そのためピアスホールが原因でケロイドになってしまうことがあります。

さらにピアスホールが原因で起こるトラブルには粉瘤や肉芽といったものもありますが、これらの症状のせいでケロイドを引き起こしてしまう場合もあるのです。

ピアスホールに生じたケロイドの例を見てみよう。

ケロイドの原因は一つではなく、特に明確にもなっていませんが、いくつかの例を紹介しておきます。

まずは耳たぶに開けたピアスホールが原因でケロイドが生じてしまった例です。

初めて開けたピアスホールが完成せずに安定しないままにピアスを着けてしまったがために、慢性の炎症が続いて、肉芽腫というしこりが発生し、それが原因でケロイドができてしまうことがあります。

耳たぶにケロイドができた場合、耳たぶの前後が大きく腫れ、まるで耳たぶに鉄アレイが挟み込んだような形になります。

適切な対処をしていたら肉芽もできることはもちろん、ケロイドが発生することもなかったでしょう。

次に肉芽腫や粉瘤の単純切除手術が原因でケロイドができてしまう場合もあります。

肉芽腫や粉瘤もピアストラブルで多いものですね。

これらの単純な切除をして縫合しただけの場合、傷の一部に張ってしまったり、不自然な歪みが生じることがあります。

また傷の内部に閉鎖しきれない空間が残ることもありますが、これらが感染や創傷治癒の遅延を招きケロイドを発生させる原因となってしまうことがあるのです。

そのほかにもケロイドになりやすい原因がある

ケロイドは外傷によってできることがほとんどですが、それ以外にもケロイドになりやすい原因があります。

例えば体質や遺伝、そして人種や内分泌ホルモンの影響によってケロイドが発生しやすくなるそうです。

内分泌ホルモンの項目では思春期や妊娠中はケロイドが悪化しやすいと言われていますので、その時期の方たちは特にピアスケアをしっかりしてくださいね。

いかがでしたでしょうか。

耳たぶはそもそもケロイドができやすい部分でもあります。

適切なケアをしておけば問題なくピアスをしてオシャレを楽しむことができますが、ケアを怠るとこういったピアストラブルになってしまうことを忘れないようにしてくださいね。